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2004年02月25日
最近のマンガ
最近、マンガをよく読むようになった。って、もちろん昔から人並み以上に読んでいるけど、ここ10年ぐらいは、新作はほとんど読んでなかったからね。
で、お気に入りを列記
●二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社)
クラシック音楽、それも指揮者志望の音大生を主人公としたマンガは初めてだと思う。しかもクラシックを扱うマンガっていうとほとんどがシリアスな内容なのに、これはお馬鹿マンガです。(笑)
試験のシーンが出てくるんだけど、同級生のパーカッショニストが選んだ課題が、アンドレ・ジョリヴェの『パーカッション協奏曲』。マンガでジョリヴェの名前を見たのも初めてでした。(ジョリヴェはかなり聴いている方だと思うけど、この曲は聴いたことがない)
音楽云々よりも、マンガとしてすごく楽しめます。
●羽海野チカ『ハチミツとクローバー』(集英社)
淡くて、ちょっと切ない。昔の自分を思い出したりしちゃいました。
とらえどころのない浮遊感がわたしの嗜好と合います。
どちらも書店で全巻平積みされてるぐらい売れてる作品ですね。
矢沢あいの『NANA』(集英社)もかなり売れていて、もちろん読んだけど、物語が進むにつれ野島伸司みたいな展開になってきて、ゲンナリ。でもおそらく『ご近所物語』以上に名作として語り継がれるんだろうなぁ。
といくつか作品を挙げてみましたが、ここ10年の作品で最高傑作は『フルーツバスケット』(白泉社)でしょ。
あ〜、そうだ。『生徒諸君!』の続編が『BE・LOVE 』に連載されているんだよね。早く単行本にならないかなぁ。
投稿者 Utayume : 2004年02月25日 19:16| 08 Manga&Anime
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