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2006年12月11日

"YK20"~20周年につき初ソロ~
上野洋子(asterisk)
2006年12月10日(日) @鶯谷 東京キネマ倶楽部

【出演】
海沼正利:Percussion
鬼怒無月:Guitar
仙波清彦:Drums
武川雅寛:Vln,tp,mandolin
棚谷祐一:Keyboard
中原信雄:Bass

車で行ったら場所がわからず30分ほど遅刻して会場に到着。後から聴いたところでは、開場後の入場に時間がかかり、開演が数十分おしたらしく、30分遅刻でも聞き逃したのは3曲ぐらいだったようです。

演奏曲は、asterisk名義のセカンドCDリリース直後ということもあり、asteriskの曲中心。その間に、Zabadakの「アジアの花」、「天使に近い夢」といった懐かしい曲もあり、さらに、『あずまんが大王』のエンディング(Oranges & Lemones名義)だった「Raspberry Heaven」や、折笠富美子提供曲の「ムシとフラワー」、「光さす、希望の彼方へ」があったり、アニメ関係はやらないと思っていただけに嬉しい誤算でした。

「20周年につき初ソロ」とは言っても、単独ライブは初めてであるだけで、イベントや対バン等では今までも比較的ライブをやっているので、今後もこのようなまとまったライブをやっていただきたいと思います。

上野さんはもちろん素晴らしかったのですが、ワタクシとしては、鬼怒無月も。
鬼怒氏はこのようなバッキングがものすごく上手い。出るところはものすごいグルーヴで、バッキングに徹する時には存在感を失わずにメインを引き立てることができます。鬼怒氏にとっては不本意かもしれませんが、ワタクシはBondage Fruits等の鬼怒氏のリーダーバンドよりも、早坂紗知とやっていた頃や、現在の梅津和時KIKI BANDのようなグループでの鬼怒氏の演奏が好きなのです。そんな意味でも、今回のライブは鬼怒ファンであるワタクシにとっても満足できるものでした。

HISTORY OF ZABADAKHISTORY OF ZABADAK
ZABADAK

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*2*2
asterisk

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FlowerFlower
折笠富美子 上野洋子 くまのきよみ

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投稿者 Utayume : 15:53 | トラックバック (0) | Jazz /Rock&Pops

2006年10月07日

@横浜メディア・ビジネスセンター

早坂紗知 ss,ts
竹中俊二 g
永田利樹 b
Kosmas Kapitza per
Winchester Nii Tete per

ここは初めて来ましたが、ジャズプロの有料会場にしては、外から(お金を払わなくても)演奏が見られるんですね。普段はバーなのかな?

現在セッティング中。
後で追記します。

1.Cai Dentro
2.カナビスの輪
3.Yellow Monk
4.Exile
5.Lucifer's Bebop

img016.jpg

1曲目が「Cai Dentro」。バーデン・パウエル作で、エリス・レジーナが歌っていたことで有名な曲ですが、早坂さんがソプラノで演奏するバージョンはものすごく素晴らしいのです。
今回、おそらく鬼怒無月氏以来のギタリストと思われる竹中俊二氏が参加。鬼怒氏ほど猛烈に弾きまくるという訳ではなく、ソロはテクニカルであるものの、バッキングはかなり大人しく、ギター(たぶんES-335)の音色も素直で、鬼怒ファンのワタクシでも早坂さんには竹中俊二氏の方が合っているような気がしました。
いずれにしても、ギターが有った方がスパイスが効いていいです。
竹中俊二氏の加入で今後の展開も楽しみです。

早坂紗知&STIR-UP!
minga日記

投稿者 Utayume : 18:40 | トラックバック (0) | Jazz

@ランドマークホール

井上淑彦 ts,ss
佐藤芳明 accordion
林正樹 p
仙道さおり per

ベースレス、アコーディオン入りの変則編成。
メンバーをチェックせずに行ったのですが、最近の森山威男クインテットにも参加している佐藤芳明氏がメンバーなのですね。
森山グループでも感じていましたが、井上淑彦は作曲センスがなかなか良いと思います(森山グループでの「Gratitude」は名曲)。今回もアコーディオンがからむバラード曲に感涙。
このメンバーでの録音を期待したいです。

img013.jpg

投稿者 Utayume : 16:52 | トラックバック (0) | Jazz

@赤レンガ倉庫

梅津和時 reeds
木村充揮 vo,g
三宅伸治 vo,g

珍しくジャズではない人に。

実は憂歌団のアルバムは何枚か持っているものの、木村充揮を生で聴いたのは初めて。
向かって左に木村、中央に梅津、右に三宅という配置で、全員座って演奏。
憂歌団のライブ盤と同じく、大阪ノリの楽しいライブでした。
ホントはどブルースはワタクシは苦手なのですが、何故か憂歌団は好きですし、今回も楽しかったー。
このメンバーだと梅津さんのリードも際だって綺麗に聞こえるのも特筆です。単独で聴きに行ってみたいと思いました。

あんまりこのバンドとは関係ないけど、今月のKIKI BANDは行くべきか。

img012.jpg

[site u-shi] うら梅津和時・こまっちゃクレズマ

 
 
このライブを聴いた後で、赤レンガ倉庫の外でこのブログを書き込んでいたら(笑)、なんと8年ぶりに合うえとせとらレコード時代の友人に再会。板橋文夫が好きだった人なので、板橋で会うならまだしも、このライブで会ったことにちょっと笑えました。
ちょっと休憩がてらコーヒーを飲みつつお話しした後で一緒に井上淑彦へ行きました。

投稿者 Utayume : 14:53 | コメント (2) | トラックバック (0) | Jazz

@関内大ホール

板橋文夫 p
森山威男 ds
林栄一 as
竹内直 ts
望月英明 b

1.アリゲーター・ダンス
2.エクスチェンジ
3.渡良瀬
4.虹の彼方に
5.サンライズ

ワタクシにとって今年のジャズプロ1番最初にして、クライマックスです。
去年、森山・板橋との組み合わせを復活して以来、既に何度も聴きに行っています(こことかここ)が、何度聴きに行っても、毎回圧倒されるばかり。日本のジャズ最強のタッグです。

今回のライブでは「虹の彼方に」が聴けたのは嬉しかった。森山・板橋の名盤『虹の彼方に』を彷彿とさせる林のノンブレスから森山のブラシが鳴り始めると鳥肌モノです。
他の曲は言うまでもなく、5曲約1時間があっという間の至福の時間でした。
こんなに素晴らしい演奏を聴くことができる幸せに感謝し、もっともっと聴きたいと思うのです。

img011.jpg

森山威男Website

投稿者 Utayume : 13:29 | トラックバック (0) | Jazz

2006年09月21日

数日前にチラシが送られてきたのでブログにもエントリーです。

ホーム:横濱JAZZ PROMENADE(ヨコハマ・ジャズ・プロムナード)

毎年恒例ジャズプロは今年は10/7、8です。
既にスケジュールも発表になっていますので、気になるかたは要チェック。

ワタクシの予定は、

【10/7】
12:00~ 森山威男/板橋文夫 双頭バンド(関内大ホール)
13:50~ 木村君と三宅君と梅津君(横浜赤レンガ倉庫)
19:20~ 早坂紗知&MINGA(横浜メディア・ビジネスセンター)

【10/8】
15:40~ 森山威男クインテット(ランドマークホール)
17:00~ 板橋文夫(関内大ホール)

というあたりはたぶん行きます。いや、「たぶん」ではなく森山威男の二つは必須。
10/7の12:00は藤井郷子も聴きたいところだけど、森山は外せない。同じく19:00はドルフィーの板橋ともバッティングだけど、板橋は次の日があるから、紗知さんへ。

詳しいメンバーがまだ記載されていないのでわからないんだけど、いつも売れっ子の鬼怒無月氏はどこにも出ないのかな?

投稿者 Utayume : 12:39 | トラックバック (0) | Jazz

2006年07月27日

高柳昌行の70年代の録音が8月に再発(初再発)されるようです。

アクシス-もう一つの自転するもの(1)(紙ジャケット仕様)アクシス-もう一つの自転するもの(1)(紙ジャケット仕様)
高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット

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アクシス-もう一つの自転するもの(2)(紙ジャケット仕様)アクシス-もう一つの自転するもの(2)(紙ジャケット仕様)
高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット

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10数年前、高柳の録音を集めていた頃でも『AXIS』のこの2枚は中古で1万円前後と高価で、とても手が出せずいまだに聴いたこともありませんでしたので非常に嬉しい再発です。
1975年録音、NEW DIRECTION UNIT名義でメンバーは高柳昌行(g)、森剣治(reeds)、井野信義(b)、山崎弘(ds,per)。

もう一枚、PSFから、

侵蝕(エクリプス)
高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット

こちらも『AXIS』とは同時期同メンバーによる録音です。
JINYA DISCのさいとーさんによると、『ECLIPSE』のプレス数は100枚程度だったのではないかとのことです。ワタクシもLPの実物を見たこともありませんので、こちらも貴重な再発です。

既発の同時期の録音としては『APRIL IS THE CRUELLEST MONTH』があります。
NEW DIRECTION UNITは、高柳の表現においては、ジャズ演奏における最終形態であり、言い換えれば、ジャズとして表現できるギリギリのところです(この後は主にソロでギターを使った電子ノイズであるACTION DIRECTへ移行します)。それだけにフリー・ジャズに興味のある人には是非とも聴いていただきたい録音です。

投稿者 Utayume : 14:10 | トラックバック (0) | Jazz

2006年04月04日

Haruichiban-Staff Page

今年2006年の春一番の出演者が発表になっていました。
今回Jazz系の出演者が多く、特に坂田明+豊住芳三郎+ジム・オルークと渋谷オケは外したくないですね。
その他どの日も魅力的なのですが、優先順位を付けるなら、

ウズマキマズウ、坂田明の5/5
中川五郎、押尾コータロー、古澤良次郎「ね」、渋谷オケの5/6
友部、伊藤銀次、ふちがみとふなとの5/7
ノータリンズ、小谷美紗子、中川イサトの5/4

という感じかな。
5日と6日は何としても行きたいなー。
GWど真ん中なので行くなら早く準備しなくちゃ。

どなたか行きませんかー?

ちなみに去年の春一は以下
Uta's Dream -どーらくにっき-: 春一番2005 三日目
Uta's Dream -どーらくにっき-: 春一番2005 四日目
Uta's Dream -どーらくにっき-: 山下洋輔トリオ(春一番2005)

投稿者 Utayume : 11:21 | コメント (2) | トラックバック (0) | Jazz /Rock&Pops

2006年04月03日

u36211.jpgユニクロからECMのジャケットをデザインしたTシャツが発売されたようです。
ユニクロからウォーホルのTシャツが発売されて以来、どう考えてもウォーホルなんて知らなそうな近所のおばちゃんがウォーホルTシャツを着ていてショックを受けたりしていましたが、ECMもこれで一気に大衆化です。(笑)

でもさ、ECMのジャケットデザインってTシャツにデザインするほど良いとは思わないんですけど……。レーベルカラーとして統一されたデザインでECMレーベルということはすぐにわかりますが、反面、個々のアルバムジャケットの個性は乏しくて、どれがどれだかわからないのです。

今のところキース・ジャレット、パット・メセニー、BCJOなどがあります。デイヴ・ホーランドのはちょっと欲しいかも。ジョン・サーマンはないのかな?

www.uniqlo.com (アフィリエイトは契約していません)

投稿者 Utayume : 15:13 | トラックバック (1) | 09 Shopping /Jazz

2006年03月27日

今朝出勤前にデクスター・ゴードンの『ゲッティン・アラウンド』を聴いていたら、「黒いオルフェ」(*)が頭から離れなくなってしまい、鳴り続けています。

普段この手のイージーリスニング・ジャズ(ラウンジと言ってもいいです)を聴くことがないので、たまに聴くと非常に心地よく感じてしまいます。ゴードンのサックスの音色もなめらかで、さすがにブルーノートの数ある名盤のひとつ(ゴードンは『ゴー!』の方が有名だと思いますが)と数えられるだけのことはあります。
「黒いオルフェ」は言うまでもなくボサノヴァの名曲のひとつですが、個人的にはゴードンのこの演奏が一番好きかな。

このアルバムは昔、音を聴かずにジャケ買いしました。イカしたジャケットです。

考えてみたら、ワタクシの米ジャズへの入り口はアイラーと後期コルトレーンで、レーベルで言うならESPimpulseだった(ちなみにその前はジャズ・ロック及びヨーロッパ・フリー)ので、ブルーノートってほとんど持っていないんですよね。多分20枚ぐらいしかないはず。『ゲッティン・アラウンド』は、その中の数少ない1枚なのでした。
最近ブルーノートは国内盤が1500円で出ているので、この機会にちゃんと聴いてみようかな。
……と思えるほどワタクシは大人になりました。(笑)

ゲッティン・アラウンドゲッティン・アラウンド
デクスター・ゴードン ボビー・ハッチャーソン バリー・ハリス

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Gettin' AroundGettin' Around
Dexter Gordon

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Dexter Gordon - Gettin' Around - Manha de Carnaval (Morning of the Carnival) Dexter Gordon - Gettin' Around - Manha de Carnaval (Morning of the Carnival)

(*)映画『黒いオルフェ』のメインテーマだったことからこの曲も映画と同タイトルで呼ばれることが多いのですが、正式な曲名は「Manha de Carnaval」(カーニバルの朝)です。作曲はルイス・ボンファ

投稿者 Utayume : 13:50 | トラックバック (0) | Jazz

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