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2005年05月23日

『ふたつのスピカ』8巻

『ふたつのスピカ』の単行本を読むときは、本編よりも先にまず巻末の「もうひとつのスピカ」を読みます。そうすると、作者である柳沼さんの想いが伝わってきて、本編の『ふたつのスピカ』にも温かい気持ちで入っていけます。今回の「もうひとつのスピカ」も甘酸っぱくてちょっと切ない素敵なお話です。

この「もうひとつのスピカ」で描かれている“思い”は、そのまま本編で登場するプラネタリウムの館長さんの語る言葉、つまり、

確かに 寂しい思いは なかなか 消えないだろうけど

それも いつか必ず 思い出の ひとつになって
生きていく 糧になってくれると 私は思うよ

という言葉に昇華されているのだと思います。
きっと、柳沼さんがこの8巻で、一番伝えたかったことなんだと。


蛇足ですが、柳沼さんって、ワタクシとほぼ同世代。「もうひとつのスピカ」を読むと、「あ~、同じような思いをしてきたんだなぁ~」と非常に共感できるのです。

-->とらのあな:NO COMIC NO LIFE 第23回:柳沼行先生インタビュー
-->メディアファクトリー商品詳細ページ


ISBN4840113076_1.jpg


マンガ、漫画


※なんか最近忙しいんです。ちょっと逃避気味なエントリー(笑)。

投稿者 Utayume : 2005年05月23日 22:55| 08 Manga&Anime

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