ユーザーインターフェイスの第一印象は、あまりMSらしくなくシンプルで好印象です。
デフォルトではメニューバーさえありません。（[Tools]-[Toolbars]-[Classic Menu]を選択すると、「File」「Edit」といった見慣れたメニューが出てきます）

最初ブックマークがどこにあるのかわかりませんでしたが、左上の星マークをクリックすると、上部に「Favorites」、「Feeds」（RSS）、「History」のタブのあるフロートウィンドウが開きます。このUIも悪くはないと思います。（上記画像は「Feeds」タブを表示させています）

RSSリーダーに関しては、ほんとに低機能。単に定期的にRSSを取得してHTMLとして表示するだけのようです。

IE6の一般的な機能（HTMLやCSSの解釈以外）で素人でも不満を覚えるほどダメダメだったのが印刷機能だと思います。ワタクシも職場で何度も綺麗に印刷できないかと尋ねられました。
今回のIE7ではさすがにこのあたりは強化されているようで、印刷プレビューではデフォルトが「Shrink To Fit」という用紙の横幅に入るように縮小されます。また、印刷マージンをドラッグで変更できる（Excelみたいな感じ）のはちょっと感動でした。

ツールバーの左上から3番目にあるタイルが並んだアイコンは何だろう？とクリックしてみると、それぞれのタブに表示されている内容を縮小して一画面に並べる機能でした。

Mac OS X "Tiger"ユーザーにとってはびっくりすることではなく、あ～Exposéのパクリねって思うだけで。(笑)

まだ大して使ってはいません（っていうかたぶんまともには使いません。デフォルトブラウザはFirefoxだし）が、IE6よりは格段に使い勝手は増していますし、一般のユーザーには使いやすくなるかと思います。
まぁ、今のIE6は5年近く前の化石ブラウザなので飛躍的に向上するのは当然。現在のFirefoxやOperaを上回るプラスアルファもあって当然だとは思いますが、それはみられませんでした。
ということで、このままではワタクシがIE7をデフォルトブラウザにすることはないでしょう。