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2006年10月16日

新日本フィル みちよしが呼びさます原始の力

2006年10月14日(土) 15:00 トリフォニーホール

1. シチェドリン作曲『管弦楽のための協奏曲第1番「お茶目なチャストゥーシュカ」』(1963)
2. 伊福部昭作曲『オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ』(1976)
3. (アンコール:安部圭子作曲「祭りの太鼓」)
<休憩>
4. バルトーク作曲『弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽』

新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上道義
マリンバ:安倍圭子

非常に意欲的なプログラムですね。ミッチーらしいというか、ミッチーにしかできないプログラムです。

実は一番期待していなかったシチェドリン。アムランのピアノ協奏曲で名前を知っているぐらいで、まともに聴いたことがありませんでしたが、これがなかなか面白かった。
ロシアの作曲家にも関わらず、コントラバスとチェロがピッチカートで延々とジャズ的4ビートを刻むのです。それも突然止んだりまた始まったりを繰り返す。それが何とも心地よくて。

伊福部は噂に違わぬ野蛮さ!(笑)
安部圭子の荒れ狂うマリンバに釘付けです。マリンバの面白さと豊かさを発見できました。

弦チェレはバルトークにしては地味な曲なので、前の2曲が濃すぎて、イマイチ印象に残らなかったかも。同じバルトークなら、ピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲の方がよかったかな。

このコンサートについては、後ほどプッチーケイイチさんがプッチーケイイチの女にもてないCDレビューにお書きになると思いますので、そちらで詳しくお読みください。(他力)


2006年10月13、14日の公演情報 : 新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic
シチェドリン:「カルメン組曲」(ビゼーのオペラによるバレエ音楽)/他
伊福部昭交響作品集

投稿者 Utayume : 2006年10月16日 11:38| Classic

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