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2004年05月16日
トゥランガリラ交響曲
名古屋に行けなかったので『トゥランガリラ交響曲』のことでも書いてみようかなと。
また、6/18には新日本フィルがサントリーホールでも演奏しますのでその予習も含めて。
某会の会報にも書きましたが、この曲はわたしにとってはイエスの『危機』やクリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』並み、いやそれ以上に大切な曲です。今のわたしがあるのはこの曲と出会ったからとも言えるくらい。
技巧的にはものすごく難しい曲なのですが、そんなことは気にせず身を任せることができます。
そんなわけで『トゥランガリラ交響曲』の発売された録音はほとんど聴いているわたしがおすすめのCD。
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今ならコレ!
『トゥランガリラ交響曲』の録音では、現在のところ世界でもっとも新しいCDです。
少なくとも、オンド・マルトノを視点として聴いた場合、これ以上の演奏はないでしょう。この曲の持つ官能的かつエロチックな部分が明瞭になっており、特に第6楽章のオンド・マルトノを聴くと、遠くの世界へ連れていかれそうになります。
6/18の新日本フィル公演では『トゥランガリラ交響曲』と共にメシアンの未発表曲である『未刊の音楽帖 〜オンド=マルトゥノとピアノのための四つの作品』がハラダ タカシさんと木村かをりさんにより日本初演されます。
メシアンが若い頃に書いたと思われるこの曲はまだ印象派の影響が濃く、素朴で味わいのある曲です。
演奏もオンド・マルトノ入門者にとってとっつきやすいので、今後は定番曲となりそうです。
投稿者 Utayume : 2004年05月16日 19:52| 01 Ondes Martenot
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