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2004年12月14日

IS [ai-esu]〜男でも女でもない性〜 第2巻

小学生の頃、登校拒否をしていたことがあります。
それには明確な理由があって、担任の女教師(たぶん50代)が大嫌いだったからです。
管理教育というものがまかりとおっていた時代で、その教師は竹刀(もちろん体罰用)を持ち歩き、口癖が「人と違ったことをするな」でした。
なぜ人と同じでなければいけないのか、自分には理解できなくて(まぁ、その教師にとってはその方が扱いやすいからなのですが)、世界がすごく窮屈に感じていました。

ほんの^^;20数年前の話。
このマンガとは直接関係ありませんが、そんな昔のことを思い出させる、『IS [ai-esu]〜男でも女でもない性〜』です。

「IS」(インターセクシャル)という人々を描いたちょっとマジメなマンガですが、言いたいことはきっと本当はとっても簡単なことで、「ワタシはワタシ、キミはキミ」ということ。女性や男性である以前に一個の人間であり、日本人である前に一個の人間であるということ。

数ヶ月前に発売された1巻ではオムニバス的にいくつかの例を挙げていましたが、13日発売の2巻はまるまるひとつのお話で、ある夫婦にISの子供が産まれ、その成長を小学生まで追っています。

ISという以前に普遍的なテーマでとっても感動できる話として泣けると思います。読んでみてくださいな。

マンガ、漫画

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投稿者 Utayume : 2004年12月14日 20:30| 08 Manga&Anime

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コメント

人間は男と女に単純に二分化されるのではなく、その境界線は生物学的に言っても、実はとても曖昧なものだと聞いたことがあります。
いわゆるインターセクシャルですが、性がアイデンティティの一部であるなら、とても重要な問題を提起してますよね。
外見と中身が一致しない問題…、でも、自分は自分なのだから、自分らしく生きるしかない。
でも、自分っていったい何?
そういう、人間としての根元的な問いを含んだ問題だと思います。
僕は意識としては完全に男で、ヘテロセクシャルであることを自覚していますが、かといって、そうでない人を否定するのは間違っていると思います。
仕事柄、性のことを語るときは気を遣います。
だって、教室にはホモセクシャルやインターセクシャルの子がいるかも知れませんから…
自覚し始めるのは、思春期からと言いますからね。

長くなりました。この漫画、是非読んでみます。

投稿者 Haru : 2004年12月15日 00:01

わたしも一応は男性として生活してきているわけですが、昔から「男性的」な志向ではなく、「あ〜、ここで男に分類されたくないなぁ〜」って思うことは結構あるので、決して割り切れるものではないと思います。

しかし、Haruさんのお仕事ではそういう場面にであう確率が格段に高くて、その人生に直接関わっちゃうんですね。やっぱり大変なお仕事です。場面によってはそれだけ喜びも大きいかもしれませんね。^^

投稿者 うた夢 : 2004年12月15日 02:37

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