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2005年01月23日
マルティヌー:幻想曲
Bohuslav Martinu: FANTAISIE pour theremin (ou ondes Martenot), hautbois, piano et quatuor à cordes
この曲はもともとはテルミンのために書かれた曲ですが、技術的な問題や、奏者不足からか、テルミンで演奏されることはほどんどないようです。(テルミンによる録音はリディア・カヴィナのCDに収録されています)
オンド・マルトノによる録音は、少なくともCDになっているものとしては、わたしの知る限りでは、三種類あります。
●Thomas Blochがオンド・マルトノのNAXOS盤(2002年6月録音)
●Jacques Tchamkertenがオンド・マルトノのTimpani盤(2000年9月録音)
●Jacques Tchamkertenがオンド・マルトノのANTES盤(1993年3月録音)
NAXOS盤とTimpani盤は比較的最近に発売されたものなので今でも簡単に入手できますが、ANTES盤だけは売っているのを見たことがありませんでした。
ところが先日Amazon.deを何気なく見ていたら、そのCDを発見!
即注文して、2週間程度経った昨日届きました。
で、この3種類を聴いた結果、どれがオススメかと。
Timpani盤です。
Timpani盤は弦楽四重奏とオーボエが非常にクリアーで美しいです。それに絡むオンド・マルトノがさらに幽玄で、「幻想曲」というのに相応しい録音だと思います。
次にANTIS盤。これはTimpani盤に近い録音です。
で、次がNAXOS盤かな。NAXOS盤はオンド・マルトノの音色はわたし好みなのですが、弦楽の表情が乏しいような気がします。
まぁ、個人的な趣味の問題ですが、参考までに。
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投稿者 Utayume : 2005年01月23日 01:01| 01 Ondes Martenot
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トラックバック時刻: 2005年01月29日 12:56
コメント
tb多謝です。ここ、おもしろいですね。うちの巡回リストにも加えてしまおう。
投稿者 iio : 2005年01月29日 13:23
わわわ。コメントをいただけるとは思っていなかったのでびっくりしました。
こちらこそありがとうございます。
いつも拝見しています。
投稿者 うた夢 : 2005年01月29日 15:04