« ジョージはきれいずき | メイン | 1995.4.1 阪神大震災被災者救援のためのコンサート »
2006年02月23日
Wolfgang's Vault
ロックの歴史をオンラインでよみがえらせる--ある企業家の挑戦 - CNET Japan
ビル・グレアム企画コンサート音源を中心にストリーミング配信していくということらしいです。
上記リンクの「PLAY NOW!」から聴くことができます。(FLASHベースなのでMac OS 9でも聴けるはず)
スゲー。スゲーよ!
ワタクシが聴いたときには以下の演奏が聴けました。
Rahsaan Roland Kirk
Instrumental
04/19/1968 Fillmore Auditorium
George Harrison
In My Life
11/12/1974 Los Angeles Forum
Crosby, Stills, Nash & Young
Wooden Ships
09/08/1974 Roosevelt Raceway
The Grateful Dead
Samson and Delilah
12/31/1978 Winterland
Mahavishnu Orchestra
Instrumental
11/09/1972 Berkeley Community Theatre
Joni Mitchell and The Rolling Thunder Revue
Shadows and Light
12/08/1975 Madison Square Garden
Creedence Clearwater Revival
Suzy Q
03/14/1969 Fillmore West
Bob Dylan and Joan Baez with The Rolling Thunder Revue
I Shall Be Released
10/31/1975 War Memorial Auditorium
現在のところここに掲載されている曲のみが繰り返し流れるようです。全て(あるいはほとんど)が未発表音源でしょう。マハビシュヌは時間が短くてちょっと不満。カークは大満足でした。Quicksilver Messenger Serviceの66年の音源ってまだ1stリリース前ですね。ディノ・バレンテがしょっ引かれる前だろうか。The NiceやTrafficっていうのもすごいな。聴きたい!
前述CNETの記事では、
Amazon.com、Rhapsody、iTunesといったサービスも便利だが、デジタル音楽の本当のパワーを見せつけるのは、音楽史を刻んだこうした貴重な作品だ。未発表の音声や画像数千時間分を含むGrahamのアーカイブが、ついにデジタル化され、配布されることになった。
と書かれていますが、もっともですね。
ワタクシのこのブログでも以前から書いているように、近くのCDショップに行けば購入できるような音源をオンライン配信しても、少なくともワタクシにはあまり魅力に感じないのです(今までのiTMSでの購入は2千円ぐらい)。それよりも、採算の面からメジャーレコード会社がメディア化して発売できないような音源(このようなライブ音源や廃盤音源)をオンライン販売することにこそ意味があると思うのです。オンライン販売でもビジネス的にはヒット曲中心になるのはやむを得ないとしても、文化の継承という意味ではより重要です。
今後の充実のためにみんなで聴きましょう。
投稿者 Utayume : 2006年02月23日 05:25| Rock&Pops
AD
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://ondes-martenot.info/MT/mt-tb.cgi/637
コメント
うたさん、すげーよ!
私が聴いたときはジョー・コッカーとジミとジャニスでした!
教えてくれてサンキュー
投稿者 bassman : 2006年02月27日 01:11
スゲーでしょ。
びっくりですね。
有料でも全然OKってぐらいです。
今後の発展を期待ですね。
投稿者 うた夢 : 2006年02月27日 03:01
サイト上の音源をDLする方法ってあるんでしょうか
投稿者 : 2007年04月07日 18:31
>サイト上の音源をDLする方法
そのサイトのシステムに寄ります。
URLをブラウザに打ち込めばファイルとして取得できる(YouTube等)もあれば、ストリーミングサーバを通していた場合は「ダウンロード」することは困難です。
とは言え、最近はストリーミングを録音・録画するアプリケーションも多種出ている(テレビをビデオカメラで録画するようなイメージ)ので、絶対に保存できないということもありません。