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2006年07月27日

高柳昌行 再発3枚

高柳昌行の70年代の録音が8月に再発(初再発)されるようです。

アクシス-もう一つの自転するもの(1)(紙ジャケット仕様)アクシス-もう一つの自転するもの(1)(紙ジャケット仕様)
高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット

by G-Tools
アクシス-もう一つの自転するもの(2)(紙ジャケット仕様)アクシス-もう一つの自転するもの(2)(紙ジャケット仕様)
高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット

by G-Tools

10数年前、高柳の録音を集めていた頃でも『AXIS』のこの2枚は中古で1万円前後と高価で、とても手が出せずいまだに聴いたこともありませんでしたので非常に嬉しい再発です。
1975年録音、NEW DIRECTION UNIT名義でメンバーは高柳昌行(g)、森剣治(reeds)、井野信義(b)、山崎弘(ds,per)。

もう一枚、PSFから、

侵蝕(エクリプス)
高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット

こちらも『AXIS』とは同時期同メンバーによる録音です。
JINYA DISCのさいとーさんによると、『ECLIPSE』のプレス数は100枚程度だったのではないかとのことです。ワタクシもLPの実物を見たこともありませんので、こちらも貴重な再発です。

既発の同時期の録音としては『APRIL IS THE CRUELLEST MONTH』があります。
NEW DIRECTION UNITは、高柳の表現においては、ジャズ演奏における最終形態であり、言い換えれば、ジャズとして表現できるギリギリのところです(この後は主にソロでギターを使った電子ノイズであるACTION DIRECTへ移行します)。それだけにフリー・ジャズに興味のある人には是非とも聴いていただきたい録音です。

投稿者 Utayume : 2006年07月27日 14:10| Jazz

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