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2008年10月14日
モリス・マルトノ生誕110年
本日10月14日はオンド・マルトノ発明者モリス・マルトノの誕生日です。生誕110年ということになります。こんなにも素晴らしく、魅力の尽きない楽器を発明してくれたことに感謝します。
言うまでもなくメシアン生誕100年でもある今年、おそらく日本では本年最後の『トゥランガリラ交響曲』の公演がありました。
東京都交響楽団 第668回定期演奏会 Bシリーズ @サントリーホール
指揮:イラン・ヴォルコフ
ピアノ:児玉桃
オンドマルトノ:原田節
最近の演奏の傾向かもしれませんが、テンポはやや早く、メリハリの効いてパーカッシブな、ワタシ好みの演奏でした。児玉桃さんの弾くトゥランガリラは5年ほど前に名フィルでも聴いていますが、その時よりもダイナミックな演奏になっていたと思います。
原田さんの演奏は言うまでもなく。
オンド・マルトノと言うとポルタメントばかりが注目されがちですが、トゥランガリラにおいてはそれよりもビブラートが重要であり(特に6楽章)、原田さんのビブラートは本当に神業です。
再び、こんなにも素晴らしい演奏に出会わせたくれた、モリス・マルトノとオリヴィエ・メシアンに感謝する1日でした。
投稿者 Utayume : 2008年10月14日 22:55| 01 Ondes Martenot
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