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2004年04月04日
G4にDOS/V用RADEON 8500を
ここのところ私の中でMacのパワーアップがブームなので、そんなねたが続きます。(^^;
PowerMac G4(AGP) 450MHzに元から付いているビデオカードはATI Rage128Proという旧世代のビデオチップをを搭載していて、その後に発売されたMac OS Xのウリの一つである「Quartz Extrem」に対応していません。ということは、ビデオカードをQuartz Extrem対応のものに交換すれば、Mac OS Xにおいては格段に高速になる(と思う)。
そんなわけでここ数週間Mac用のビデオカードを物色していたのですが、モノがない! さらに、あったとしても高い! のです。例えば、ATI RADEON 8500 MAC EDITIONを新品で買うとなると、3万円弱してしまいます。DOS/Vの世界では既に何世代も前でリテール版すら販売されていないような製品が、Mac用というだけでそんな値段になってしまいます。DOS/V用のビデオカードなら、3万円出せば現行のかなりハイエンドなカードが購入できます。3Dを使うわけでもないMacのビデオカードにそんなにお金をかけられないのでなんとか安いビデオカードないかなぁと思っていたら、RADEON 8500はROMを書き換えることでDOS/V用が流用できるらしいことを知りました。ならばチャレンジしようと、ヤフオクでDOS/V用のATI純正リテール版RADEON 8500 64MBを8,500円でゲット。
ROMの書き換え方法です。
(毎度のことですが、これを読んで実行する場合は、自己責任でお願いします。ROMの書き換えに失敗すると、MacでもWinでも使えなくなくことがあります。また、この方法はATIの使用許諾契約に違反している疑いもあります。)
ROMの書き換えはMac OS 9上で行います。
1.ATIのサイトからSeptember 2001 ATI ROM Update for ATI Retail Mac Cardsをダウンロードしておきます。
2.上記のファイルを解凍すると「RADEON 8500 Firmware RESTORE」というアプリケーションができるので、これを「起動項目」フォルダに入れて再起動します。
3.現状ではDOS/V用のカードなので画面は映りませんが、起動はしていますので、数分間待ってHDDが完全に停止していることを確認後、強制再起動します。
4.ROMがMac用にレストア(笑)されて、画面が映るようになります。
5.「RADEON 8500 Firmware UPDATE」を実行してROMをアップデートします。
以上。
Mac OS X 10.3 "Panther"にはATIのドライバーが含まれているようで、そのままで正常に使えました。ポインタにも影が付いているので、Quartz Extremが効いているようです。
でも、何故か体感速度は全然変わりません。
試しにXbench 1.1.3で調べてみると、
遅くなってる!
OpenGLのスコアが格段に落ちたのが響いているみたいなんですが、何故だろう???
う〜ん。他のスコアも大差ないし、なんだか納得いかない結果です。
原因は追々調べるとして、とりあえずはQuartz Extremが効いているということだけでよしとしよう。
投稿者 Utayume : 2004年04月04日 23:48| Macintosh
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» 安くすませようと安くすませようと… from 七五三に生まれて
最近更新が滞り気味だな。
最近お仕事がいそがしいのと自宅のG4にかかりっきりだったという話が。
ソフト面ではX11+finkのインストール&試験運用。
ハード面では内蔵HDDの増設とビデオカードの交換。
X11のほうはそろそろ遠巻きにしてきたUNIXにもふれてみるべぇとい [続きを読む]
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