« エレーヌ・グリモー | メイン | LES ONDES MARTENOT »
2004年04月19日
河村隆一『VANILLA』でのオンド・マルトノ
(コロムビアミュージックエンタテインメント COCP-32563) http://columbia.jp/kawamura/
正直ちょっと買うのが恥ずかしかったCD。思わずプレゼント用にしてくださいと言いそうになりました。
なぜこのCDを購入したかというと、このCDの初回盤のみに収録されている「おやすみ」にハラダ タカシさんがオンド・マルトノアレンジと演奏で参加されていると聞いたからなのでした。
この「おやすみ」ですが、楽器編成は伴奏としてアコギとわずかにシンセ音があり、ボーカルとオンド・マルトノがメロディを奏でます。
ボーカルにオンド・マルトノが絡み合う様はほんとに美しくため息がでるほど。
全編ハラダワールドが広がっています。
オンド・マルトノは今までクラシック(現代音楽)のフィールドでそれらにあった表現(いわば限られた表現方法)してきた楽器ですが、ハラダさんがこの楽器の表現方法を1歩どころか10歩も20歩も進めてきたことをこの曲を聴いてあらためて感じました。
バニラ おすすめ平均 変わりました。 Amazonで詳しく見る |
わたしもこんな音を出してみたいと思いますが、一生かかっても無理です。TT
投稿者 Utayume : 2004年04月19日 06:35| 01 Ondes Martenot
AD
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://ondes-martenot.info/MT/mt-tb.cgi/41