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2004年12月22日

年末には『トゥランガリラ交響曲』を

どのオケでも年末は『第九』を演奏するのが最近では定番になっていますが、オンド・マルトノファンとしては、年末にこそ、この楽器にとってもっとも重要と言えるメシアンの『トゥランガリラ交響曲』を聴きたいです。

実は、過去の演奏履歴を紐解くと『トゥランガリラ交響曲』が年末に演奏されることが多いような気がするんです。何故かと推測してみると、この曲は大作かつ難曲なので、オケがその年の総決算的にこの大作を選ぶのではないかと。

『第九』が人間賛歌であるなら、『トゥランガリラ交響曲』は人間への愛。それももっと個人的で肉体的で官能的な愛です。ご夫婦恋人同士でお楽しみください。


もっともオススメなのはオール日本人による名演。CD化された演奏としては最新録音(2002年)です。ハラダさんのオンド・マルトノに打ちのめされます。
このときのレクチャーがここに掲載されており、大変参考になります。

メシアン:トゥーランガリラ交響曲
沼尻竜典 日本フィルハーモニー交響楽団 野平一郎 メシアン
インディペンデントレーベル
2003-04-23


by G-Tools

次にオススメは、シャイー&コンセルトヘボウの名盤。
いずれにせよ、オンド・マルトノはハラダさんであることが絶対です。

メシアン : トゥーランガリーラ交響曲
ティボーデ(ジャン=イヴ) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 原田節 メシアン シャイー(リッカルド)
ユニバーサルクラシック
1997-05-25


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国内盤で1,050円という最安値はナガノ&ベルリンフィル。ですが、わたしはあまり聴かないです。エマールはさすがですが。

メシアン:トゥーランガリラ交響曲
ナガノ(ケント) メシアン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 エマール(ピエール=ローラン) キム(ドミニク)
ワーナーミュージック・ジャパン
2004-01-21


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手前味噌ですが、オンド・マルトノ友の会の会報誌『リボン』06号(2003年7月発行)は『トゥランガリラ交響曲』特集で、ハラダさんのインタビュー等非常に中身の濃い内容です。是非ご入会ください。

ってか、新しい会報作れって。。。大変申し訳ございません。m(_ _)m


「オーケストラピープル」

投稿者 Utayume : 2004年12月22日 15:21| 01 Ondes Martenot

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