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2005年04月30日
Tigerの中途半端なUDF2.0サポート
昨日はお昼頃に福山通運が来ていましたが、小川美潮のライブがあったためにすぐにインストールはせずに帰宅後にインストールしてみました。
最近のMac OSはクリーンインストールでなくともほとんど問題はないので、最重要なものだけバックアップをとり、アップグレードインストール。(定期的なフルバックアップはとってあります)
インストール時に一番不安だったPCIバスのGigabit Ethernet(Realtek RTL8169S)も何もせずに動作しました。(Panther用のドライバがそのまま使えているのか、TigerにRealtek RTL8169S用ドライバが入っているのかは不明)
既に他のかたのブログエントリーで主要な機能のレビューは出ていますのでワタクシは書きません。ただひとつ、SafariのRSSリーダーは、少なくともワタクシには使い物にならないと感じました。
で、実は密かに期待していたのがUDF2.0のサポート。
早速VRファイルを入れたUDF2.0フォーマットのDVD-RAM(WindowsのPanasonic DVD-MovieAlbumSE 4.0で作成したもの。つまりは東芝や松下のDVD-RAMレコーダーで録画されたたディスクと同等です)をマウントしてみたのですが、確かに普通にマウントできます(ドライブはMATSHITA SW-9572)。
(これを撮影して気が付きましたが、デスクトップピクチャのファイルフォーマットがPantherではPDFだったのにTigerではPNGになってます)
ですが、マウントできるだけ。(Pantherではマウントもできなかった)
Apple DVD Playerでは映像の再生はできませんし、DVD内のファイルをHDDにコピーしようとしてもできません。もちろんディスクユーティリティでDVD-RAMをUDF2.0フォーマットすることもできません。DVD-RAMなので、最低限HFS Plusで再フォーマットできてもいいはずのなに、UDF2.0でフォーマットしていると、それすらできなくなります。
なんじゃこりゃ?
何のためのUDF2.0サポート?
MYCOM PC WEBにもこの件に関してのレビューが掲載されています。
【特集】Mac OS X Tigerの実力は? - 4度目のアップデート、その真価を探る (11) 新アプリ「Grapher」とPDFへの書き込み機能も備えた「プレビュー」 (MYCOM PC WEB)
DashboardとかSpotlightとか派手な新機能はまぁいいのですが、少なくともワタクシにとってはUDF2.0のサポートの方が大切です。UDF2.0サポートではWindowsにかなり遅れをとっている訳ですから。
もっともMYCOM PC WEBでも書かれているように、サードパーティでのサポートで何とかなりそうな期待も持てます。
↓Mac OS X 10.4 "Tiger" Safari のUserAgent
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/412 (KHTML, like Gecko) Safari/412
(追記)
Mac OS X 10.5 LeopardにおいてUDF2.0フォーマットのDVD-RAMを読み書き出来るようになりました。
Uta's Dream -どーらくにっき-: Mac OS X 10.5 LeopardでDVD-RAM(UDF2.0)をサポート
投稿者 Utayume : 2005年04月30日 18:15| Macintosh
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