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2004年12月30日

今年は死というものを考えることが多かった。
知人の自殺にはじまり、岡崎さんの死、それから先日も書いた友人の死、それに加えてイラク、台風、新潟、そして津波。

悲しいことが多かった1年ですが、彼らの死を無駄にしないために今生きている人間がしなければならないことがあると思います。

For RITZ
岡崎律子
キングレコード
2004-12-29


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正直ボーカルに関しては最終テイクじゃないなー、とは感じます。が、岡崎さんが歌うことそれだけで重みがあり、もうそれだけで充分。
こんなにも優しい歌を歌える人がいたことを世界に教えたいです。


蛇足ですが、このアルバムの数曲でベースを立花泰彦さん(TOY、板橋文夫MIX DYNAMITE)が弾いているんですね。ちょっと嬉しい。

投稿者 Utayume : 23:34 | トラックバック (0) | Rock&Pops

2004年12月27日

最近ソニーがやる気出してます。
なんと、2/25に真鍋ちえみ全曲CD再発です。
YMO関連とは言え、かなりの快挙でしょう。

manabe.jpg
(↑ジャケ不良w)

1A:「ねらわれた少女」作詞:阿久悠 作曲/編曲:細野晴臣
1B:「蒼い柿」作詞:阿久悠 作曲/編曲:細野晴臣

2A:「ロマンティックしましょう」作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:清水信之
2B:「ハートがピッピツ」作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:清水信之

3A:「ナイトトレイン・美少女」作詞:阿久悠 作曲:細野晴臣 編曲:岡田徹
3B:「ロマンチスト」作詞:阿久悠 作曲:細野晴臣 編曲:清水信之

今聴くと、「ねらわれた少女」は今で言う「テクノ歌謡」というには若干地味な印象はあります。黎明期のエポックメイキング的な作品です。「蒼い柿」は名曲です。

不思議・少女+
真鍋ちえみ

Sony Music House
2005-02-23
売り上げランキング 8,595

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次はポピンズの全曲再発を希望。くどいけど高橋美枝も。

投稿者 Utayume : 23:39 | トラックバック (0) | Rock&Pops

2004年12月06日

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 沢田富美子・佐東由梨・沢田玉恵
オムニバス 沢田冨美子 阿木燿子 船山基紀 沢田富美子 三浦徳子

Sony Music House
2004-12-01
売り上げランキング 767

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こんなCDが出ていました。
イニシャルが「さ」(「イニシャルは夏」ではない)のアイドルをまとめたコンピレーションですが、この3人を1枚に入れるにはちょっと無理があるような。。。少なくとも沢田富美子は別格なので1枚単独で出すべき。

ソニーはかつての音源を再発することに消極的で、今はなかなか手に入りづらかったりしますから歓迎すべき事ではあります。
が、まずソニーが再発すべきなのは、高橋美枝でしょ。それからコロムビアは河上幸恵ね。

同時発売で

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 兵藤まこ・小森まなみ・速水昌未・江崎まり
オムニバス 兵藤まこ

Sony Music House
2004-12-01
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こんなのも出ていて、こちらは名前のイニシャルが「M」でこじつけ。年代に差がありすぎて、もっと無理があります。(笑)

もちろん、両方とも買いましたけどね。(爆)

投稿者 Utayume : 07:57 | トラックバック (0) | Rock&Pops

2004年11月26日

オンナのコ オトコのコ(初回)
小倉優子 小西康陽


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アニメ「スクールランブル」のEDで聴いてから、発売を楽しみにしていました。
小倉優子(「ゆうこりん」とは死んでも書きませんよ、わたしは)の良さがわたしにはイマイチわからなくて、前2作シングルの志倉千代丸作もあんまりピンときませんでしたが、今作はなんと小西康陽作です。

「オンナのコ オトコのコ」はもろピチカート風ですが、CWの「恋の呪文はパパピプペ」(「スキトキメキキス」ぢゃありません)が意外にも収穫で、フレンチポップス風に発音の遊びがあって楽しめます。
歌の下手さ具合も却って小西作には合っていますし、2曲とも出来は非常に良いと思います。

小倉優子のビジュアルには興味ないのですが、何故か初回DVD付きを買ってしまいました。(たけーよ)

投稿者 Utayume : 07:39 | トラックバック (0) | 08 Manga&Anime /Rock&Pops

2004年11月21日

今年の6月に発売される予定だったものの、制作途中で岡崎さんが亡くなったために発売が延期されていたニューアルバムの発売日が決定していました。残念ですが遺作ということになります。

For RITZ
岡崎律子

キングレコード
2004-12-29
売り上げランキング 26

おすすめ平均
岡崎さん最後のアルバム。
岡崎さんのお誕生日に、発売が決定しました。
20041229

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12月29日の岡崎律子さんの誕生日に発売です。
現在Amazonに載っている曲目では『シンフォニック=レイン』の10曲と「For フルーツバスケット」の11曲ですが、レビューには「このほか新曲2曲も追加収録」と書かれているので、もう1曲か2曲は収録されていると思われます。スターチャイルドのサイトには発売日のみで詳細はまだ掲載されていません。

『シンフォニック=レイン』のサントラCDを聴いた人ならわかると思いますが、ものすごく重い歌詞です。けれどもとても前向きで、岡崎さんの世界が現れています。もちろんそれはゲーム中のキャラクターの立場の歌なのですが、作曲当時既にご自身の病気のことは知っていたようなので、それを思うと、とても平常心では聴けませんし、同時に、岡崎さんの強さを感じます。

発売日が楽しみではありますが、聴くのがちょっと恐いです。

ごめんね お別れが突然で
今は ちょっとね 寂しいけど
かなしみじゃないの
いつか ちゃんと思い出になる

約束 お願いはひとつだけ
生きて 生きて
どんな時にも なげてはだめよ
それは なによりもチャーミングなこと


「I'm always close to you」より

お友達にいただいた、5月頃の新聞の切り抜き記事をアップしておきます。(クリックすると読める程度に拡大します)
Riz0405.jpg

投稿者 Utayume : 23:51 | トラックバック (1) | 08 Manga&Anime /Rock&Pops

2004年11月17日

17日発売の19年ぶりに日の目を見た『LIVE AID』のDVDです。

実はわたし、当時ベータのビデオでフジテレビで生放送された映像を録画してあります。でも、この生放送がもうひどいもので、曲の途中でぶちぶち切れるのです。衛星生中継なので放送事故ならまだしも、フジテレビの放映は、中継映像を中断してスタジオに呼んだゲストにいらん話をさせるのです。そんなのはいいから映像をそのまま流せ!と放送直後からかなりの批判があったはずです。なので、日本の生中継映像ではほとんどの曲が完奏してないんですね。
わたしも録画しながら相当腹を立てていました。
その後、深夜に、放送されていない録画映像が放映されましたけどね。

そんなわけで、ちゃんとした映像が観られるのはうれしいです。

で、LIVE AIDでわたしが一番印象深いのがU2。
当時日本ではそれほど人気はなくて、通好みというか、ハードなロックファン(ハードロックファンではない)が聴いているような存在だったのです。それが、BAND AIDのスタジオ録音盤とこのLIVE AIDで強烈な存在感を世界に示したのでした。その後の『ヨショア・トゥリー』で全米NO.1を獲得するのはご存じの通りです。

ほかにもクイーンやザ・フーはもちろんイギリスのハイライトですし、ブライアン・フェリーではデイヴ・ギルモアがギターを弾いているというのもプログレファン的には重要。ミック・ジャガーがティナ・ターナーのスカートを脱がしてしまうところ(笑)とか見所はいっぱいありますね。


まぁ、ともかくこのLIVE AID、ボブ・ゲルドフをはじめ、U2やスティングら良心的なミュージシャンが真摯に始めたBAND AIDを、脳天気なアメリカ側のUSA for Africaがエンターテインメント化し、チャリティーは金になるということを証明したことで、良くも悪くも80年代的ではあります。^^;

で、DVDには日本からの映像としてラウドネスと矢沢永吉が収録されていましたが、佐野元春の「SHAME」と白井貴子の「Foolish War」は収録されていませんでした。なんでやねん!

ライヴ・エイド(初回)

ワーナーミュージック・ジャパン
2004-11-17
売り上げランキング 3
おすすめ平均 

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リージョンフリーのDVDプレイヤーを持っている人は、↓なら日本盤の約半額で買えます。

Live Aid / Various (4pc) / (Dig)


2004-11-16
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iPod U2

投稿者 Utayume : 23:54 | コメント (3) | トラックバック (0) | Rock&Pops

2004年10月02日

It's a beautiful day

今日明日なんですね。
実は会社の人にチケットあるので行きませんかと誘われたのですが断ってしまいました。
もちろん、ロン・セクスミスや花田、JUDE、ROVOは見たいのですが、体力的にキャンプは無理っぽいことと、ロックをこれだけ聴く気力と余裕が今の私にはないことが原因。

10年前だったら誘われたら絶対行ったと思うんだけど、歳をとったからだろうか。。。

むぅ〜。

投稿者 Utayume : 03:00 | コメント (4) | トラックバック (0) | Rock&Pops

2004年09月04日

AirCut.jpg

Progressive Cafeさんによると、『AIR CUT』がCD再発されるらしいです。

Eddie Jobsonが参加していることで有名なCurved Airの4作目
「Air Cut」のCD(リマスター紙ジャケ)がついに発売されます。
マーキー/ベルアンティークレーベルから9月25日発売です。

ベルアンティークのサイトにはまだ掲載されていないので本当に発売されるのかわかりませんが。
以前聞いた話ではマスターテープを紛失して再発が不可能ということだったのですが、見つかったんでしょうかねぇ?

ダリル・ウェイには悪いけど、プログレっぽさ(?)では、カーヴド・エアの最高傑作だと思います。

投稿者 Utayume : 09:40 | コメント (2) | トラックバック (0) | Rock&Pops

2004年08月28日

お友達の松本氏が、『No-Side』を再掲した(2年ほど前にWebから消していた)というので、リンクを貼ってみます。

No-Side

No-Side.jpg


 このページは、CoCoが解散にいたるまでの5年間の活動を追いながら、自分たちの生活に取り込み、重ね合わせ、吐き出していった、紙メディアのミニコミ「Angel Bell」の最終号である「No-Side」を、PDF化して公開するものです。
 「No-Side」は、CoCoの最終公演となった1994年8月21日のNKファイナルが終了した数日後から編集を開始し、1994年9月6日に発行。当時は書店でも販売しました。幸いにもPageMaker(当時はAldus社製)で作っていたため、紙の雰囲気、レイアウト等はほぼそのままにデジタル化できました。(一部イラストのページ等は未掲載)
 特別な時代の特別な空気の缶詰を、よろしければおたのしみください。

わたしはこの本誌にはノータッチでしたが、アイドルポップス全般を扱う別冊にレビュー等を何度か書かせていただきました。

先日の三浦海岸合宿についても書いてありますね。松本氏がCoCoについて書くのは、1999年以来、今世紀初ってこと?(笑)

投稿者 Utayume : 21:46 | コメント (2) | トラックバック (0) | Rock&Pops

トラックバック・ピープルプログレにTBしたかったので、プログレネタを書いてみます。

先日、久しぶりにCamelの『Breathless』(1978)を聴いてみたら、R.シンクレアの素晴らしさを再認識しました。
Camelは一般的にはカンタベリー・ロックとは思われていませんが、このアルバムはR.シンクレアが参加しているために、1曲目から「これってCaravanじゃん!」ってぐらいにカンタベリー・ロック色が濃くなっています。「Down on the Farm」なんて、R.シンクレア作なので、そのまんまCaravanのアルバムに入っていそうな曲です。
わたしにとってのカンタベリー・ロックはR.シンクレアのボーカルの印象が強いんですね。Caravan初期しかり、Hatfield and the Northしかり。
いわゆるプログレ的なテクニカルかつ緊張感のある音楽ばかり聴いているときに、R.シンクレアの素朴なボーカルを聴くとすごく心地よくて、あ〜、音楽っていいなぁと心から思えるのです。

caravan_beatclub71.jpg
「BEAT CLUB」出演時のCaravan (1971)

で、元に戻って、Camelの『Breathless』。
そんなことからCamelのアルバムとしては多少異色かもしれませんが、わたしとしては、Camelの最高傑作だと思っています。「Echoes」というCamel楽曲中必ず上位にくるであろう名曲も収録してますし、Camelお得意の組曲はなく、比較的コンパクトな曲が多いので、プログレ初心者にも聴きやすいアルバムです。メル・コリンズの管もクリムゾン以上に美しく、名演です。ピーター・バーデンスはここではエレピを多用していて、フュージョンっぽさもあります。(あ〜、ピーター・バーデンスが亡くなったのは惜しいです)
っていうか、プログレっぽいのは「Echoes」のみで、他は上質なポップスです。

是非聴いてみてくださいね。

Breathless (Ger)
Camel


おすすめ平均
息の抜けない感動

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投稿者 Utayume : 08:55 | トラックバック (0) | Rock&Pops

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