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2005年06月29日

6月だというのに連日30度を超える気温にここ数日体調を崩し(またか)、ブログエントリーも滞っておりましたが、今日は雨で多少過ごしやすいので復活。

すごく楽しみにしていた27日の都響は朝から体調を崩し会社休んで寝込んでいたために、行けませんでした!(泣)

当日のレビューは、最近お知り合いになったプッチーケイイチさんの「プッチーケイイチの女にもてないCDレビュー - 現代音楽最強の一発!トゥランガリラ交響曲を聴く!(前編)」の素敵な文章でお楽しみください。

7/7のHakuju Hallはなんとしても行かねば。

最近、生活にオンド・マルトノが足りません。(笑)

投稿者 Utayume : 11:08 | コメント (3) | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2005年06月22日

本当に待望のCDです。
池辺晋一郎氏作曲で原田節氏がオンド・マルトノを弾いた映画サウンドトラックは、実相寺昭雄監督『D坂の殺人事件』、今村昌平監督『赤い橋の下のぬるい水』、中原俊監督『カラフル』等多数あり、そのどれもが素晴らしい演奏で、特に『D坂の殺人事件』はオンド・マルトノの代表作品と言ってもいいくらいの名演かつ難曲なのですが、残念ながら前述三作品ともサントラ盤は発売されていません。

この『姑獲鳥の夏』は『D坂の殺人事件』と同じく実相寺昭雄監督、そして池辺晋一郎作曲。演奏者はソリストとしてオンド・マルトノに原田節、二十絃箏に吉村七重、ピアノに石岡久乃、打楽器に吉原すみれ。それらに加え各種弦楽器が加わっています。もうすでにこのメンバーを見ただけで悪い訳がないっていうくらいの豪華さです。

『D坂の殺人事件』ほどオンド・マルトノのソロが続く訳ではありませんが、この作品を最も印象づけるのはやはりオンド・マルトノでしょう。サントラというレベルを軽く越えて、普通の現代音楽作品として楽しめます。現代音楽ファンの方には特におすすめです。
難を言えば、短い曲が多いこととCDの収録時間が33分と少ないことでしょう。

ちなみに映画自体は7月16日公開です。(オフィシャルサイトはここ

発売元:ジェネオン エンタテインメント(商品ページ
発売日: 2005年6月22日
レコードNo: GNCL-1032
価格(税込): 2940円

B0009I8WNUオリジナル・サウンドトラック「姑獲鳥の夏」
池辺晋一郎 サントラ

by G-Tools

投稿者 Utayume : 00:28 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2005年06月17日

これもミッフィー アイコンと同じく、2000年頃、無職で暇を持てあまして(笑)作ったものです。
以前のサイトで公開していたものは6種類でしたが、その後オンド・マルトノ友の会のために作成したものも含め9種類に増えています。また、当時はフォルダ内でレイアウトして配布することができないことを理由にWindows版は作成しませんでしたが、今回は妥協して(^^; 作成し公開します。

ここで今更オンド・マルトノについての説明はしませんので、Ondes Martenotカテゴリーでも読んでください。

32ピクセル標準アイコンはそれなりに見えますが、16ピクセル小アイコンの出来はイマイチなので、リスト表示ではなく通常サイズで使ってください。

ondes-martenot_icon_ss.jpg

↑我ながら、この配置ってどう見てもハラダさんですね。メタリック3台もあるし(笑)、パルムはハラダさんしか持っていない色です。ハラダさんの写真を見本に描いたので当然ではありますが。真空管アンプ(のつもり)は本体近くに置いた方がよかったなぁ。

【GIF版】※枠線はHTML(CSS)で付けていますので、ファイル自体には付いていません。
パルムスピーカー&メタリックスピーカーパルムスピーカー四角形メタリックスピーカー六角形メタリックスピーカー真空管アンプスプリングリバーブプリンシパルスピーカー本体本体(Musique de chambre)


【各OS用】

投稿者 Utayume : 14:03 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot /icon

2005年06月16日

明日、ハラダ タカシさんのコンサートがあります。

2005年6月17日(金)18時
第17回セイントヒルコンサート
  東京三田 普連土学園百周年記念館
  原田 節、オンド・マルトノ 石岡久乃、ピアノ
  赤城忠治、レインスティック

・原田 節:ブラン・ブラン オリーブの雨
・オリヴィエ・メシアン:水 他

お時間のある方は是非普連土学園へ足を運んでみてください。
でも何故普連土学園?

しかし、なんとワタクシ、先日も書いた新ピ板橋文夫3DAYSとバッティングしてしまいました。
本来ならワタクシの中では師のコンサートは音楽関係では最優先なのですが、板橋&森山&林というワタクシにとってはこれまた外せない最近では滅多にないラインナップですから、今回はピットインへ行かせてください。

今月の都響と来月のHakuju Hallはチケット購入済みですから行けるはずです。


オンド マルトノ奏者ハラダタカシのページ Ondes Martenot

【追記】
さっきピットインのサイトを見てみたら、林栄一さんはまだ出演できないようです。残念。

投稿者 Utayume : 14:31 | トラックバック (1) | 01 Ondes Martenot /Jazz

2005年05月11日

エリザベト音楽大学

友人が「ザベト」と呼ぶ、エリザベト音楽大学。
ここにはメシアンが来日した際に自ら弾いたというオンド・マルトノがあると聞いたことがあります。

050511_eum01.jpg

050511_eum02.jpg


ワタクシなどが行って弾かせてくれと言っても聞き入れてもらえないと思い確認はしていませんので、今でもオンド・マルトノを所有しているのかは不明です。ご存じの方はお知らせください。

同じ敷地内にあるカトリック幟町教会 世界平和記念聖堂

050511_seido01.jpg

↓ヨハネ・パウロ2世の胸像
050511_seido02.jpg

ヨハネ・パウロ2世来日時の平和アピール「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。」というようなことが書かれています。

投稿者 Utayume : 23:21 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot /Misc

2005年04月25日

きらめくモダンの夢 「アール・デコ」展

2005年4月16日(土)~6月26日(日)
東京都美術館(東京・上野公園)

アール・デコは1920年代から30年代にかけてフランスで興った様式な訳ですが、この時代というと、オンド・マルトノの開発初期(公式には1928年に発表)まっただ中なのです。
オンド・マルトノとアール・デコの関係は調べてはいないので定かではありませんが、芸術と工業の融合という点(例えば、オケ内でも違和感のないデザイン等)では、少なからず影響は受けていたのではないかと推測します。

そんなこんなで、オンド・マルトノ好きにも必見の展覧会、かもしれません。
もちろんワタクシは行く予定。

投稿者 Utayume : 15:33 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot /Misc

2005年04月15日

ヤフオクに出ていた、その存在すら知らなかった激レアのこの商品

昭和35年 無線と実験 付録4点

yahooauction050415.jpg
「1960年8月号付録 - フランスの電子音楽 オンド・マルトゥノを聞く 演奏:本荘玲子」

出品直後に入札して、すぐに上回る価格が付けられたけど、終了直前にまた入札しようと思ってその後は入札しなかったんですが、昨日の終了時間は職場の歓送迎会があって、再入札するのをすっかり忘れていました。(泣)
1万円を付けてもいいと思っていたのに、落札金額は2,600円!う〜。

落札された方、あるいはこの音源をお持ちの方、聴かせてください(売ってください)!
何を演奏しているんでしょう? メシアンかな?ミヨーかな?

投稿者 Utayume : 18:20 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2005年04月12日

この記事は本来はメールマガジン読者向けですが、クローズドではなくgoogleにも拾われているので、リンクを貼っておきます。

チケットぴあ/大井浩明/メールマガジン特集コラム

チケットぴあ/原田 節/メールマガジン特集コラム

大井さんの文章から引用。

原田節(ハラダ・タカシ)氏は、しばしば「日本での第一人者」という紹介をされますが、実はダントツで世界ナンバーワンの実力の持ち主です。

ワタクシが同じようなことを書くとあんまり説得力がないのですが、大井さんがお書きなると説得力があります。
しかし、大井さん、ご自身のピアノのことには全く触れず、オンド・マルトノとハラダさんのことに終始しております。
確かにワタクシもハラダさんは過小評価されすぎだと思っています。

投稿者 Utayume : 19:05 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2005年04月07日

ワタクシとしたことが、このCDの発売を知りませんでした。
数日前に他の方のブログでUAのニューアルバムでオンド・マルトノが使われているという記述を見つけ、早速購入しました。

オンド・マルトノを弾いているのはもちろんハラダ タカシさんで、2曲目の「michi」のみですが、アルバムとしてポイントとなる曲だと思われます。

参考までに、オンド・マルトノの音をご存じない方のために、どの音がオンド・マルトノか書いてみますと、1分50秒ぐらいのところからソロをとり、2分30秒ぐらいで消えていく音、3分50秒ぐらいから曲の終わりまで鳴り続けている音、がオンド・マルトノです。
特に曲の終わり付近で、回転を緩めるように音が止まっていく表現はオンド・マルトノならでは、というか、ハラダさんならではのテクニックでしょう。

アルバムのことを書いてみると、このアルバム収録曲全曲内橋和久さん作曲&編曲なのですね。内橋さんがメジャーなアーティストを手がけることは意外でしたが、UAならば内橋さんのサウンドクリエイトに違和感はありませんし、納得できます。
ハラダさんの参加も内橋さんからの打診かな?と予想します。過去のエントリーでも書いたように、内橋さんとハラダさんはかつて何度か競演があります。

Breathe
UA 内橋和久 青柳拓次
ビクターエンタテインメント 2005-03-30


by G-Tools

iTMSでは原田さん参加の1曲のみでも購入可能です。
UA - Breathe - Michi UA - Breathe - Michi

投稿者 Utayume : 23:53 | コメント (2) | トラックバック (1) | 01 Ondes Martenot

2005年03月27日

先日のエントリーでオンド・マルトノを使ったプログレッシブ・ロック・グループのET CETERAのことを書きましたので、ついでに、オンド・マルトノが使われているロックの紹介です。

というと、今なら真っ先にレディオヘッドを思い浮かべる人も多いかと思います。現にワタクシが最近オンド・マルトノを通して出会った人は、レディオヘッドによってオンド・マルトノを知ったとおっしゃる方がものすごく多く、その影響力の大きさを実感しています。
ただ、ET CETERAのエントリーでも書きましたが、レディオヘッドの中でのオンド・マルトノは、オンド・マルトノらしい表現や演奏を聴くことはできません。もちろんジョニー・グリーンウッドのオンド・マルトノに対する“思い”は感じられます(詳しくはオンド・マルトノ友の会会報『リボン』01号02号03号を参照)が、「これがオンド・マルトノの音だ」と言われれば、ワタクシは否定したいところです(というかどれがオンド・マルトノなのかワタクシにさえわからない)。

そんなわけで、オンド・マルトノの音がちゃんと聴けるロックのCDを紹介してみます。

Rock On [Columbia]
David Essex

by G-Tools

一発屋として有名なデヴィッド・エセックス、1973年のアルバムです。8曲目の「For Emily, Whenever I May Find Her」でジョン・モートン(John Morton)の弾くオンド・マルトノが聴けます。
一発屋と聞くと安易な音作りと思われるかもしれませんが、アルバム全体としてかなり凝った作りになっています。特にこの曲は演劇的かつドラマティックな展開でプログレっぽさも感じられます。
なお、ジョン・モートンはカナダのオンディストで、後述するシンシア・ミラーのカナダでの最初の先生だということです。


As Time Goes By
Bryan Ferry

by G-Tools

ロックファンにはおなじみのブライアン・フェリーです。元ロキシー・ミュージックという肩書きも必要ないくらいソロとしても有名になりました。
1999年のこのアルバムは映画「カサブランカ」で有名な「AS TIME GOES BY」に代表されるように、スタンダード曲をカバーした落ち着いたAORなアルバムで、1、4、5、8、15曲目でシンシア・ミラーのオンド・マルトノが聴けます。
どの曲もヴァイオリンやクラリネットといった室内楽曲的な楽器構成なのでオンド・マルトノが自然にとけ込んでいます。ただ、これがロックかと言われれば、サウンド的には既にロックとは言えないかもしれません。その代わりに非常に美しいオンド・マルトノの演奏を聴くことができます。


Joe Jackson: Night Music
Graham Maby Mary Wooten Albert Regni Joe Jackson

by G-Tools

80年代に売れまくったジョー・ジャクソンの1994年のアルバムです。
1曲目と最後の10曲目でカナダのオンディスト、ジャン・ローランドー(Jean Laurendeau)の弾くオンド・マルトノが聴けます。
このアルバムも上記のブライアン・フェリーと同じようにクラシック楽器を多用した落ち着いたアルバムです。80年代のジョー・ジャクソンの面影はほとんど感じられません。
オンド・マルトノを目的に聴くにもちょっと物足りないかもしれません。
なお、ジャン・ローランドーは2004年にN響の『メシアン:神の現存のための小典礼』のオンド・マルトノソリストとして来日しました。(インタビュー記事をオンド・マルトノ友の会会報に掲載予定)


En Chair et en Os
Arthur H et le Bachibauzouk Band

by G-Tools

アルチュールHとそのバンドであるバシブズーク・バンドが奏でるフランスのキャバレー音楽です。アルチュールHについては、「フランス版トム・ウェイツ」「セルジュ・ゲンスブールの後継者」などと言われているようです。バシブズーク・バンドのレギュラーメンバーとしてオンディストが常に在籍しているのでこのライブ盤以外でもバシブズーク・バンド名義の数枚のアルバムでオンド・マルトノを聴くことができます。
このアルバムをはじめ多くのアルバムではレディオヘッド2001年カナルプラスでのライブにも競演したトマ・ブロシュ(THOMAS BLOCH)がオンド・マルトノを弾いています。
オンド・マルトノを聴くにはバシブズーク・バンド単独名義の『Space Cabaret』というアルバムがオススメなのですが、現在入手は困難なようです。


以上4枚を紹介してみました。
敢えてハラダさんのアルバムは紹介しませんでしたので、追々紹介していきます。

投稿者 Utayume : 23:10 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

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