なんと、菅野よう子さんが作曲し、原田節さんがオンド・マルトノを弾いている幻のサントラがiTSで発売されていました。
オリジナルのCDは、まだ菅野さんが今ほど人気が出る前に発売され、廃盤になってしまったために、今ではオークションでは2万円以上で取引されています。
菅野よう子作品としても重要であるばかりでなく、原田さんはCM等では菅野さんとの共演が多いにも関わらず発売された音源はほとんどなく、菅野作品における原田さんのオンド・マルトノを聴けるという意味でも非常に重要です。もちろん、原田さんのオンド・マルトノは素晴らしい。絶賛。
是非お買い求めください。
贅沢を言うなら、iTunes Plusだったら、なお良かったのに。
更に言うなら、ダウンロード音源全般に言えることですが、やっぱりライナーが欲しい。これだけだと原田さんが演奏していることも、録音がいつ頃なのかもわかりませんから。
菅野よう子 - NHKスペシャル中国12億人の改革開放
Grand Funkのオフィシャルサイトにも以下のように紹介されています。
"NHKスペシャル中国12億人の改革開放" / 菅野よう子 (Grand Trax -Grand Funk Inc. Official Label-)
投稿者 Utayume : 00:35 | コメント (2) | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年04月26日
@nifty:デイリーポータルZ:オンド・マルトノという楽器
なんと! デイリーポータルZに若菜さん出演のコンサートの模様とオンド・マルトノの簡単な説明(写真多数)が掲載されています。
ネット上の超メジャーサイトへ掲載されたことで、アニヲタへの知名度アップに続き、ネットヲタへの洗脳も開始です。
っていうか、既にオンド・マルトノがどんな楽器かという説明が必要な時代はとうに過ぎて、オンド・マルトノの楽器としてのアイデンティティこそが注目される時代だとワタクシは思っていますけどね。
投稿者 Utayume : 17:44 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年04月07日
吉松隆氏のブログ「八分音符の憂鬱: NHK-FM サンデー クラシック ワイド」で発見。
4月15日の放送で原田節さんがゲストだそうです。
吉松氏と原田さんだと、クラシック以外の話題に脱線しそうではありますが、それも含めて楽しみです。
でも、ウチではFMを予約録音できないのでどうしよう……。radio SHARK 2はまだ手に入らないし。
どなたか録音しておいてください。
投稿者 Utayume : 14:36 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年04月05日
YouTube - SFT Ensemble, Nowhere Live 2005
沢田穣治氏のブログにて発見しました。
沢田穣治(ベベジョルジージィ)のブログ: フランスでコンサートの模様がyoutubeで見れた。
2005年にサイモン・フィッシャー・ターナー主催で日本から沢田穣治氏と原田節氏が参加したコンサートの模様(の断片)です。4分57秒。投稿者がsimonfisherturnerとなっているのでオフィシャル映像っぽいですね。
以下の映像にも一瞬だけ原田さんらしき手が映りますが、音にはオンド・マルトノは使われていないかも。
YouTube - Safer life
投稿者 Utayume : 21:48 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年04月04日
以前こちらでも紹介した『嫌われ松子の一生』のサントラである『嫌われ松子の曲たち』がiTunes Storeに登録されたようです。
映画をご覧になったかたはお気づきだと思いますが、この映画でのオンド・マルトノは、非常に重要で印象的な場面で流れます。既にDVDでも発売されていますので、是非映像でもご覧ください。
嫌われ松子の一生 通常版 中谷美紀 山田宗樹 中島哲也 by G-Tools |
投稿者 Utayume : 13:56 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年03月20日
前日に放映があることを知り、今はBSの録画環境がなかったので急遽夜中にセッティングして、何とか録画できました。
BS2 クラシック倶楽部
2007年 3月16日(金) 10:00〜11:26
Bモード・ステレオ
東京フィルハーモニー交響楽団 演奏会
第27回 東京オペラシティ定期演奏会
トゥランガリラ交響曲 ( メシアン作曲 )ピアノ : 横山 幸雄
オンド・マルトノ : 原田 節
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
指 揮 : チョン・ミョンフン[ 収録: 2007年1月24日, 東京オペラシティ ]
今回の放映での見所は、何と言っても原田さんの手元を撮すカメラでしょう。
小型カメラがセッティングしてあったようで、原田さんの神業がバッチリ拝めました。普段、生でコンサートを聴きに行ってもこんなアップで演奏を見ることはできませんから、非常に勉強になります。
今回の放映をご覧になったかたのブログで、オンド・マルトノが譜面でどう書かれているのか知りたいという記述を見かけたので、写真でアップしてみます。
この画像の譜面は『トゥランガリラ交響曲』オンド・マルトノパート譜の、わかりやすく冒頭部分です。[2]からオンド・マルトノが入ってきますが、「Ruban-métallisé amplifié」というオンド・マルトノ特有の記載があります。これは、オンド・マルトノの二つある奏法(リボン、鍵盤)の内、リボン奏法で、音色はメタリックスピーカーで増幅という指定です。「gliss」は他の楽器でも使われますが、滑らせてポルタメントで移動。
というように、オンド・マルトノと言うと見た目や奏法から特殊な譜面が使われていると思われがちなのですが、別に他の楽器と大差ありません。そこが逆に、譜面にない部分の表現が奏者に要求される点で難しいのです。
もっともそれは他の楽器でも同様ですが。
ただ、いわゆる現代音楽作品的なものでは、図形楽譜などもあります。
以下は参考までにトリスタン・ミュライユの『Mach 2,5』(2台のオンド・マルトノのための)の譜面です。
図形楽譜ではありませんが、一見すると見慣れない感じではあります。しかし、ミュライユはオンド・マルトノ奏者でもあるので、それぞれの記号について事細かに記載してあり、視覚的にも音をイメージしやすくしているのです。
投稿者 Utayume : 20:27 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年03月18日
もちろん買いました。別に恥ずかしくはありません。(笑)
オンド・マルトノが使われているのは4曲目の『メールのうた』と7曲目の『メールのうた オンド・マルトノ・ヴァージョン』で、演奏クレジットは以下のように記載されています。
作詞:横谷昌宏
作曲・編曲:鈴木さえ子・掛川陽介・本澤尚之
歌:メール(桑島法子)
キーボード/鈴木さえ子
プログラミング/掛川陽介&本澤尚之(TOMISIRO)
レコーディング・エンジニア/本澤尚之
オンド・マルトノ/ハラダタカシ
ヴァイオリン/桑野 聖
チェロ/三宅進
非常にゆったりとした曲で、桑島法子のボーカルにも合っていると思います。(桑島法子の歌って初めて聴きました)
桑島法子の歌う『メールのうた』にもバックでオンド・マルトノが聴けますが、『オンド・マルトノ/ヴァージョン』ではボーカル部分をオンド・マルトノで奏でられていて、良くあるシングルの後ろについているおまけのカラオケという訳ではありません。
これまでハラダさんの参加されたアニメ作品は比較的マニア向け(『パルムの樹』、『びんちょうタン』、ちょっと古いところでは『ガサラキ』)でしたが、今回は超メジャー作品ということで、お子様もターゲットとして洗脳できます。(笑)
(もっともハラダさんはこれまでにも子供向け作品は手掛けていますが)
帰ってきたケロッ!とマーチ(初回限定盤) 財津一郎&小倉優子/角田信朗 財津一郎 小倉優子 by G-Tools |
↓タワーレコードでは試聴できます。(Macでは無理っぽい)
帰ってきたケロッ!とマーチ KERO’T MARCH〜ソラミミングリッシュであります!〜<限定盤>
投稿者 Utayume : 19:17 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年02月19日
CDJournal.com - ニュース - 『ケロロ軍曹』最新&劇場版OPテーマのシングル発売!小倉優子も参加
●「帰ってきたケロッ!とマーチ KERO'T MARCH〜ソラミミングリッシュであります!〜」
・通常盤(VICL-36209 \1,260(税込))
・初回限定盤(VIZL-219 \1,890(税込))
(3月17日発売)3月17日
01. 帰ってきたケロッ!とマーチ(財津一郎&小倉優子)
02. KERO'T MARCH(角田信朗)
03. よきにはからえ!(ケロロ小隊(渡辺久美子、中田譲治、小桜エツ子、子安武人、草尾毅))
04. メールの唄(桑島法子)
05. 帰ってきたケロッ!とマーチ(共通オリジナル・カラオケ)
06. よきにはからえ!(オリジナル・カラオケ)
07. メールのうた(オンド・マルトノ・ヴァージョン)
7曲目に注目であります。
演奏は、たぶん原田節さま。
何故なら、以下のブログにも書かれているから。
TOMISIRO BLOG:ダビング日 - livedoor Blog(ブログ)
最近、原田さんアニメづいています。良いことです。(笑)
投稿者 Utayume : 23:13 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年01月24日
東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:チョン・ミョンフン
オンド・マルトノ:原田節
ピアノ:横山幸雄
2007年1月24日[水] @東京オペラシティコンサートホール
サントリーホールは今ひとつ大人しめの演奏でしたが、オペラシティではなかなかの熱演。終演後は何度も何度もアンコールの拍手が鳴りやまず、オケ団員が退出した後にももう一度出演者が出てくるという、『トゥランガリラ交響曲』では非常に珍しい光景が見られました。
ただ、今回が最近の他の『トゥランガリラ交響曲』の演奏に比べてずば抜けて良かったかというと、ワタクシはそうは思っていません。むしろ、去年12月のカンブルランの方が、この曲の面白さが出ていたと思います。(メシアンの意志はさておき)
もちろん、今回の演奏が素晴らしかったのには違いありませんが。
オペラシティではビデオカメラが4、5台設置されていたので、もしかしたらテレビ放映があるかもしれません。期待して待っています。
くどいけど、チケット代高杉!
投稿者 Utayume : 23:15 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot
2007年01月22日
現在発売中のBBC Music Magazineの付録CDがなんと『メシアン:トゥランガリラ交響曲』全曲です。
BBC Music VOL. 15 NO. 5
OLIVIER MESSIAEN TURANGALÎLA SYMPHONY
BBC NATIONAL ORCHESTRA OF WALES
Roger Murano (piano)
Jacques Tchamkerten (ondes martenot)
Thierry Fischer (conductor)
recorded live at St David's Hall, Cardiff on 7 October 2006
HMVやタワーレコード等の輸入雑誌を扱っているショップなら日本でも購入可能です。
ワタクシは青山ブックセンターHMV渋谷店で購入しました(何故かHMVには見つからず)。税込みで1,048円ですのでお買い得です。
意外にもTchamkertenの『トゥランガリラ交響曲』の録音は(ワタクシの知る限り)初めてなんですね。オンド・マルトノが非常にクリアーに録音されているので、オンド・マルトノファンにはオススメです。
本誌にもトゥランガリラ交響曲の解説やえらく若い頃のメシアン、イヴォンヌ・ロリオ、ジネット・マルトノの写真などもあり、楽しめるかもしれません。
投稿者 Utayume : 23:06 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot