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2005年01月03日

オンド・マルトノ友の会

去年末から手をつけて、やっとリニューアルしました。
以前の友の会サイトは(わたしにしては)ちょっとコテコテしすぎたかな?という反省もあったので、デザイン的には(blogということもあり)かなりシンプルになりました。

リニューアルの目的は、わたし以外でも更新ができるようにすること。加えて情報を迅速に伝えられるようにすること。
このためにはBlog化することが目的に適うと思い、数ヶ月前からどのブログツールにしようか考えていました。

まず第一の候補はここでも使っているMovable Type
カスタマイズの手法が広く普及していて馴染んではいるのですが、問題はライセンス。個人ライセンスでは適用外だろうし、商用ライセンスはとても払えない。ホントは「非営利団体(NPO)用ディスカウント」ってやつにしてほしいけど、やけに適用範囲が狭くて、オンド・マルトノ友の会は当然適用外。
そんなわけでMTは除外。

次に考えたのはNucleus
システム構築はMTよりも簡単ですが、デザインのカスタマイズ方法のドキュメントがちょっとわかりにくくて、それを調べるのに時間がかかりそうだったので、これもパス。

で、そんなときにITmedia エンタープライズで見つけたのがP_BLOG
MTやNucleusほど高機能ではありませんが、使用目的としては必要充分。しかも、日本製なのでカスタマイズ方法がわかりやすい。加えて重要なのは、作者さんがMacユーザーであること!(笑) もちろんGPLによるフリーウェアです。
それで、P_BLOGの採用を決定しました。

今のところ大きな問題はありませんが、今後を考えると、ややマイナーなだけに突然開発が停止されるのが恐いですね。
開発継続してもらうためには多くの人に使ってもらうことですが、現状では他のツールからの移行は、エントリーを手作業で一つずつ移行するしかないみたいなので、データ移行を簡単にできるようにすることがP_BLOGの普及のためには最大の課題かも。(作者さんも自覚しているとは思いますが)


去年は、特に後半はオンド・マルトノ関連にほとんど関わることができなかったので、今年は決意を新たに取り組む所存。

ちなみに、今年は年賀状を書くことは断念しました。^^;

投稿者 Utayume : 23:56 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot /04 Blog

2004年12月31日

1月のスカパーのスケジュールを見ていたら、シネフィルイマジカでデヴィッド・リーンの『インドへの道』が放映されるらしいです。
あれ?スカパーで放映されるっていることはDVDが発売されるのかな?と思ってAmazonで検索してみたら、去年発売されていたんですね。知らなかった。しかも、2月には2,000円の廉価版で発売されるようです。

この映画の音楽はモーリス・ジャールが担当しており、オンド・マルトノがかなり目立った使われ方をしています。しかもオンド・マルトノを弾いているのは、ジャンヌ・ロリオとシンシア・ミラーです。(ここにジャケ画像があります。わたしのサイトですけど)
内容的には難しい映画ですが、音楽は本当に素晴らしいです。聴いてみてくださいね。サントラCDは90年に一度再発されたようですが、現在入手不可。再々発希望です。


インドへの道
ジュディ・デイヴィス


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インドへの道


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リーンの映画では『逢びき』が好きですねー。ラフマニノフのP協2番が印象的。

(2005/1/5追記)
テストがてらオンド・マルトノ友の会へTB!

投稿者 Utayume : 07:00 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年12月22日

どのオケでも年末は『第九』を演奏するのが最近では定番になっていますが、オンド・マルトノファンとしては、年末にこそ、この楽器にとってもっとも重要と言えるメシアンの『トゥランガリラ交響曲』を聴きたいです。

実は、過去の演奏履歴を紐解くと『トゥランガリラ交響曲』が年末に演奏されることが多いような気がするんです。何故かと推測してみると、この曲は大作かつ難曲なので、オケがその年の総決算的にこの大作を選ぶのではないかと。

『第九』が人間賛歌であるなら、『トゥランガリラ交響曲』は人間への愛。それももっと個人的で肉体的で官能的な愛です。ご夫婦恋人同士でお楽しみください。


もっともオススメなのはオール日本人による名演。CD化された演奏としては最新録音(2002年)です。ハラダさんのオンド・マルトノに打ちのめされます。
このときのレクチャーがここに掲載されており、大変参考になります。

メシアン:トゥーランガリラ交響曲
沼尻竜典 日本フィルハーモニー交響楽団 野平一郎 メシアン
インディペンデントレーベル
2003-04-23


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次にオススメは、シャイー&コンセルトヘボウの名盤。
いずれにせよ、オンド・マルトノはハラダさんであることが絶対です。

メシアン : トゥーランガリーラ交響曲
ティボーデ(ジャン=イヴ) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 原田節 メシアン シャイー(リッカルド)
ユニバーサルクラシック
1997-05-25


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国内盤で1,050円という最安値はナガノ&ベルリンフィル。ですが、わたしはあまり聴かないです。エマールはさすがですが。

メシアン:トゥーランガリラ交響曲
ナガノ(ケント) メシアン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 エマール(ピエール=ローラン) キム(ドミニク)
ワーナーミュージック・ジャパン
2004-01-21


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手前味噌ですが、オンド・マルトノ友の会の会報誌『リボン』06号(2003年7月発行)は『トゥランガリラ交響曲』特集で、ハラダさんのインタビュー等非常に中身の濃い内容です。是非ご入会ください。

ってか、新しい会報作れって。。。大変申し訳ございません。m(_ _)m


「オーケストラピープル」

投稿者 Utayume : 15:21 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年12月20日

今週はクリスマスなのでオンド・マルトノで聴けるクリスマス曲の紹介です。

André Jolivet: Pastorales de Noël

he31254.jpg
HEUGEL HE31254

アンドレ・ジョリヴェにより1943年に書かれた曲で、本来の編成はフルート、ファゴット(バスーン)、ハープの室内楽曲(録音も比較的多い)ですが、原田節さんによりオンド・マルトノ、チェロ、ハープの編成で録音されています。

短い4曲からなり、それぞれタイトルが付けられています。

I. L'ÉTOILE 〜 星
II. LES MAGES 〜 東方の三賢人
II. LES VIERGE ET L'ENFANT 〜 聖母マリアと幼子イエス
IV. ENTRÉE ET DANSE DES BERGERS 〜 イエスの生誕と牛飼いの踊り

この曲はとにかく美しいメロディーと各楽器の掛け合いの面白さが特色で、クリスマスの神聖でかつ楽しげな雰囲気がとても表れています。

クリスマスイブにこんな曲に静かに耳を傾けてみるのもいいのではないでしょうか?


原田節 大沢浄 酒井敏彦 大久保淑人 河村広人 長谷川朋子


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このCDは主にCM使用曲を集めた編集盤なのですが、「Pastorales de Noël」だけはこのCDにしか収録されていません。他の収録曲も含め、オンド・マルトノに興味のあるかたには是非とも聴いていただきたいCDです。

「オーケストラピープル」

投稿者 Utayume : 08:53 | コメント (2) | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年12月19日

オンディストの長谷綾子さんからコンサートの案内をいただいたのでこちらにも転載します。

オンド・マルトノ、ヴァイオリン、ピアノによる「夜の祈り」
日時/2004年12月25日(土) 17:00より
場所/Hakuju Hall(渋谷区富ヶ谷1-37-5)
   http://www.hakujuhall.jp
最寄り駅/小田急線・代々木八幡 千代田線・代々木公園
出演/長谷綾子(オンド・マルトノ)
   森亘(ヴァイオリン)
   本荘麻梨(ピアノ)
曲目/柴田恭男作曲「夜の祈り」
         「アポロンの誕生」
         「夢〜オランジェリー睡蓮の間」
         「フォーレの肖像」ほか
全席自由 前売り3500円 当日4000円

クリスマスです。
わたしの予定はまだ読めないのですが、素敵な演奏になりそうなので行けるように善処します。

そろそろ長谷さんもご自分のサイトを作ってもいいと思うのですが。。。

#このエントリーは公演日までトップページに表示させておきます。(初回アップ2004/11/19)

投稿者 Utayume : 23:08 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年12月05日

結局昨日の朝日カルチャーセンターは行けずに泣いていました。^^;
気を取り直して今月のコンサート情報など。。。

12月11日(土) 13:00〜13:30 池袋西武百貨店イルムス館8階 UCCカフェコンフォート
池袋コミュニティ・カレッジ 音楽講座 講師・受講生によるクリスマスミニコンサート

ハラダさんとコミカレのオンド・マルトノ講座受講生の演奏が聴けます。

12月12日(日)15:00〜 水海道市立生涯学習センター
「オンド・マルトノの世界」
ハラダ タカシ with 加藤千晶Pf & 赤城忠治Rs
  大人700円/当日1,000円 小・中学生500円/当日700円
  水海道市立生涯学習センター0297-22-1111

水海道は茨城県です。ウチからだと車で結構時間がかかりますが、是非聴きたい。激安だし。

12月18日(土) 名古屋 李月
「李月四周年記念スーパーライヴ!」
赤城忠治Gt,Vo & やの雪Thermin with ハラダ タカシPf
李月 名古屋市名東区にじが丘2-1李月052-783-1800

ハラダさんはpfとしか書いていないので、オンド・マルトノは弾かないかもしれません。歌は歌うかも。(笑)

以上はハラダさんの予定ですが、12/25には長谷綾子さんのコンサートもあります。

投稿者 Utayume : 08:49 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年11月28日

先日書いたように本日の『芸術劇場』にハラダ タカシさんが出演します。

NHK教育 11/28(日) 22:00〜
『芸術劇場』

ゲスト出演なのでオンド・マルトノの演奏はないと思います。
聞いたところによると、この番組でわたしが撮影したハラダさんの演奏風景写真(たぶん、このBlogのタイトル画像と同じ時に撮った有楽町西武での写真)が使われているらしいです。きっと映るのは0.5秒ぐらいだと思うので、目を凝らして見てくださいね。(笑)

(22:15追記)
使われたのはこの写真ですね。

20010608a.jpg

意外にも長い時間(15秒ぐらい)映ってました。

ちなみに全景はこんなかんじ。

20010608b.jpg

投稿者 Utayume : 18:39 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年11月23日

NHK教育 11/28(日) 22:00〜
『芸術劇場』

にオンディストのハラダ タカシさんがゲストで出演するそうです。
この番組の前半は音楽や演劇等各界の著名人をコメンテイターに、芸術の最新情報を放送します。NHKのサイトを見ると、28日の放送は「サイモン・ラトル インタビュー」となっており、過去にハラダさんはラトル&バーミンガム市響との競演もありますから、そのあたりのお話も聞けるかと思います。もっとも、ハラダさんはかなりの音楽オタクですから、ラトル以外でも幅広い知識で面白い話が聞けるでしょう。

比較的落ち着いた番組なので、あまりギャグは飛ばさない。。。と思います。(笑)

オンド・マルトノ奏者 ハラダ タカシのページ

投稿者 Utayume : 23:49 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年11月12日

朝日カルチャーセンター新宿教室
オンド・マルトノ レクチャー&コンサート
「幻視と神秘の音宇宙」
2004年12月4日(土) 16:00〜17:30

講師:ハラダ タカシ (オンド・マルトノ)、大矢素子 (ピアノ)

コンサートやテレビ等ではわかりにくいオンド・マルトノの歴史や仕組みを実演を交えて講義するようで、数年前に東京音大で行われた講義と同じような感じだと思います。
楽器そのものに興味があるかたは足を運んでみると勉強になると思います。

朝日カルチャーセンターのサイトには演奏曲目として

*ダリウス・ミヨー:<オンド・マルトノとピアノのための組曲 より>
*池辺晋一郎:<熱伝導率>
*原田 節:<オリーブの雨 より>

と記載されています。ミヨーの「組曲」はオンド・マルトノ発明初期に書かれた、世界中のオンディストにとって大切なレパートリー。池辺氏の「熱伝導率」はハラダさんしか弾けないと思われる超難曲。ハラダさん自作の「オリーブの雨」はオンディストが書いただけに様々な技巧を駆使した美しい名曲です。
今回の講義では演奏がメインではありませんが、中身の濃い選曲です。


行けるかどうかわかりませんが、わたしは先月に申し込んでおきました。
行こうと思っている方は、当日受付は難しそうなので、今のうちに申し込んでおくことをおすすめします。
Webから申し込み→受講料請求書が郵送受け取り→受講料を銀行振り込み→受講券郵送受け取り
という感じで全てパソコンから手続きができますから簡単です。

朝日カルチャーセンター新宿教室の左のメニューから「教養」を選び、「レクチャー&コンサート(入会不要)」というところに記載されています。

「西村朗、自作を語る」っていうのも聴いてみたい。

投稿者 Utayume : 15:05 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

2004年10月29日

本日のハラダさんのエキセントリック・ライヴ、行けそうにないです。
無念。

最近働き過ぎです。
この際、働きまくってオンディア買ってやるぅ〜!

投稿者 Utayume : 12:42 | トラックバック (0) | 01 Ondes Martenot

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